タイトル | 高温水が生成できるCO2ヒートポンプによる生乳のプレクーリングシステム |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2008~2011 |
研究担当者 |
石田三佳 池口厚男 長谷川三喜 中久保亮 野中和久 向山 洋 藤井敏造 大竹雅久 |
発行年度 | 2011 |
要約 | 生乳のプレクーリング用アイスビルダにCO2ヒートポンプを用いる本システムは氷生成時に廃熱を回収し、洗浄に利用可能な80℃の高温水が生成できる。従来方式と比べてエネルギー消費量で約4割、ランニングコストで約2割、CO2排出量で約3割を削減できる。 |
キーワード | CO2ヒートポンプ、高温水、生乳、プレクーリング |
背景・ねらい | 酪農現場では石油価格の高騰や震災等の非常時におけるエネルギー供給の問題が露呈し、バイオマス等の再生可能エネルギーの利用促進が必要とされている。そのような中でランニングコストを抑えながら環境にも配慮した酪農経営が求められている。特に燃料費や飼料費の高止まりで経営環境が厳しくなる現状では、環境配慮と同時に生産性を落とすことなく利益確保が可能な機器がこれまで以上に強く望まれている。 そこで本課題では、省エネルギー、低ランニングコストかつ化石燃料消費量を低減する「CO2ヒートポンプを利用した冷却加熱同時利用システム」の実用化を目的とする。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2011/220d0_01_38.html |
カテゴリ | 経営管理 コスト 再生可能エネルギー 市販化 省エネ・低コスト化 乳牛 ヒートポンプ |