タイトル | スタック品種の混入に影響を受けない新規組換え体混入率評価法の確立 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 |
研究期間 | 2011~2011 |
研究担当者 |
真野潤一 高畠令王奈 古井 聡 橘田和美 |
発行年度 | 2011 |
要約 | トウモロコシ穀粒20粒を1グループとして20グループを分析して混入率を評価する。1グループの20粒を緩衝液とともに粉砕し、同一容器内でDNAを溶出し、溶出された未精製DNAをPCR法で分析する。国際的なガイドラインに従って12機関にGM陽性試料12と陰性試料6の18試料を配付して室間共同試験を行い分析法の妥当性を確認した。 |
キーワード | 遺伝子組換え、検知、スタック品種、グループテスティング、妥当性確認 |
背景・ねらい | 我が国では、法令に基づき、遺伝子組換え食品に関して適切な表示を付すことが求められている。特に、「遺伝子組換えでない」等の不使用表示を付すためには、原料農産物が適切に分別生産流通を経たものであることが求められており、その目安として組換え体の非意図的混入が5%以下と定められている。このため、表示の適切性の検証を目的として、行政検査機関では食品原料の組換え体混入率が基準値(5%)以下かどうかについて検査が実施されている。また、民間企業においても食品原料の品質管理のため同様の検査が実施されている。近年、トウモロコシについては組換え体を複数掛け合わせたスタック品種の栽培・流通が拡大しているが、従来から利用されている分析手法ではスタック品種の混入率を正確に評価することができない(図1)。そこで、検査の正確性を向上させるため、スタック品種の混入に影響を受けない新しい組換え体混入率評価技術の開発を試みた。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nfri/2011/180c0_10_02.html |
カテゴリ | とうもろこし 評価法 品種 |