タイトル | 「ごはんパン」に適した炊飯米特性と製造条件 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 |
研究期間 | 2009~2011 |
研究担当者 |
奥西智哉 |
発行年度 | 2011 |
要約 | 小麦粉の一部を炊飯米で代替した「ごはんパン」の膨らみには、米成分ではアミロース含量が、炊飯米特性では表層の粘りが大きく影響する。グルテン膜にかわり糊化澱粉が観察され、生地形成の混捏条件は小麦粉製パンより弱めが適している。 |
キーワード | ごはんパン、炊飯米、米粉、比容積、アミロース |
背景・ねらい | わが国の食料自給率は40%を下回り、他の先進国と比しても低い水準で推移している。食料安全保障上、自給率を向上させることは急務である。そのため、従来小麦粉が利用されてきた製パン分野に、国内生産できる米を用いることが推進されている。 炊飯米はパン材料として好適である(奥西、食科工、2009;奥西、平成20年度農研機構成果情報(技術・参考))が、どのような炊飯米が適しているか等の「ごはんパン」製造条件が示されてこなかった。これらの情報は、特にホームベーカリーメーカーおよび中小製パン業から要望があることから、製パンに影響する炊飯米特性を明らかにするとともに、製パン条件を提案することを目標とする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nfri/2011/330b0_01_46.html |
カテゴリ | 小麦 品種 良食味 |