タイトル | 淡水レンズ地下水厚の経時変化を把握する深度別電気伝導度測定法 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所 |
研究期間 | 2011~2012 |
研究担当者 |
石田 聡 白旗克志 吉本周平 今泉眞之 |
発行年度 | 2012 |
要約 | 観測孔内の複数深度に設置された自記電気伝導度計を用いて淡水レンズの経時変化を把握する観測手法である。台風や集中豪雨等の極端現象に対する地下水賦存量の変化を明らかにすることができる。 |
キーワード | 淡水レンズ、地下水、塩淡境界深度、自記電気伝導度計、連続測定 |
背景・ねらい | 気候変動や水資源開発の淡水レンズに対する影響を予測するためには、淡水レンズの形状を長期的にモニタリングし、降水量や揚水量との関係を明らかにする必要がある。これまでの手法は調査地域に平面的に設置された地下水観測孔において、測定者が電気伝導度(以下ECと呼ぶ)計を携帯して、ECを深度別に記録するものであるが、この方法は潮汐の影響を少なくするため、小潮の日に測定を行う必要があることから、半月毎のデータしか得られず、台風や集中豪雨に対する淡水レンズの応答を明らかにすることができなかった。ここでは近年比較的容易に使用することができるようになった自記EC計を観測孔内の複数深度に配置することで、淡水レンズ厚を連続的にモニタリングする手法を提示する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nkk/2012/210e0_02_47.html |
カテゴリ | モニタリング |