タイトル | 水路システム更新のための分水施設の分水性能に基づく水理機能診断 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所 |
研究期間 | 2012~2012 |
研究担当者 |
樽屋啓之 中田 達 田中良和 |
発行年度 | 2012 |
要約 | 水路システムの更新時をとらえて分水施設の水理機能診断を実施する際に、分水施設の分水性能による整理と分析が有効である。分水施設の分水性能は、水路システムの分水地点における分水の機構、分水の方法、流量とエネルギーの変換関係から構成される。 |
キーワード | 水理・水利用機能診断、更新事業、分水施設、分水点、性能の記号化 |
背景・ねらい | 水路システムの更新(施設の老朽化、農村の混住化等あらゆる要因を含む)においては、ユーザーの要求性能を正しく把握し従前のシステムが持っていた機能を正しく引き継ぐ必要がある。しかし、これまでの仕様設計では、施設完成後になって計画・設計時に予期しない不具合が生じることがある。その不具合の原因の多くは、計画・設計者とユーザーとの間の問題認識のずれや不足にあることが多く、それらの原因を除くための手段として性能設計の考え方が有効である。 本研究では、水路システムの更新時における分水施設の水理機能診断を実施する際に、分水性能に基づく水理機能診断が、現場水路の問題の発見や対策に有効であることを示す。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 個別の問題解決事例の収集に普及を図り、手法の有効性を確認する。 |
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図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nkk/2012/411b0_01_03.html |
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