タイトル | 抗張強度が2倍程度強い難脱粒ソバ系統「W/SK86GF」の開発と特性 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2003~2012 |
研究担当者 |
鈴木達郎 六笠裕治 森下敏和 |
発行年度 | 2012 |
要約 | ソバ系統「W/SK86GF」は、通常のソバ品種・系統と比較し小果柄の抗張強度が2倍程度強い。「W/SK86GF」は、北海道の主要品種である「キタワセソバ」と比較し、コンバイン収穫適期において脱粒子実割合が少ない。 |
キーワード | ソバ、脱粒、育種素材、台風、コンバイン収穫 |
背景・ねらい | ソバは子実が脱粒しやすく、強風あるいは降雨等で収穫適期を逸した場合、脱粒による減収が問題となる。そこで、成熟期後の脱粒が少ない品種の開発が望まれている。グリーンフラワータイプのソバは、花弁が緑色を帯びる(がく化する)突然変異体であり、小果柄抗張強度(種子単粒と植物体をそれぞれ固定後、種子を垂直方向に引っ張り、小果柄を切断した時の加重を測定)が増加していると報告されている。ソバの脱粒の主要因は小果柄が切れる現象であるため、小果柄抗張強度の増加は難脱粒特性につながると推測されている。そこで、北海道農業研究センターにおいてグリーンフラワータイプのソバ系統を開発するとともに、小果柄の抗張強度、成熟期及びコンバイン収穫適期となる成熟期+15日における難脱粒の程度を明らかにした。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/harc/2012/320d0_02_03.html |
カテゴリ | 育種 そば 品種 |