タイトル | 大規模リンゴ作経営成立のための省力生産・販売一体型ビジネスモデル |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター |
研究期間 | 2011~2012 |
研究担当者 |
長谷川啓哉 関野幸二 磯島昭代 |
発行年度 | 2012 |
要約 | 大規模リンゴ作経営の生産性・収益性の向上には、常雇の導入による樹園地の適正管理に加え、省力技術体系の導入が必須である。また、外観品質の低下を補う価値を、顧客へ適切に価値伝達しうる直接販売・契約的販売が必要である。 |
キーワード | 大規模リンゴ作経営、ビジネスモデル、常雇導入、省力技術体系、契約的販売 |
背景・ねらい | 手作業中心の技術体系であるリンゴ作では、規模拡大に伴い管理が粗放化するため、大規模リンゴ作経営が成立しないとされてきた。しかし近年、大規模リンゴ作経営の中には、生産・販売を変革することにより、他の規模階層よりも高い生産性、収益性を実現している経営が生じている。かかる経営は販売・生産を一体的に変革していることから、その分析にはビジネスモデルの視点が有効である。ビジネスモデルでは、どういう顧客にどのような価値を提供するかという点がまず重要であり、経営はその価値を実現するための販売および生産方策を、比較優位性の確保という条件で整備しなければならない。本研究では、13.5ha規模の個別リンゴ作経営(S経営)の事例に基づき、大規模リンゴ作経営のビジネスモデルの一つのあり方を示す。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/tarc/2012/114b0_01_08.html |
カテゴリ | 病害虫 改植 規模拡大 経営管理 農薬 りんご |