タイトル | 温湯処理による水稲種子の発芽促進効果 |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2010~2012 |
研究担当者 |
福田あかり 白土宏之 山口弘道 大平陽一 寺尾富夫 |
発行年度 | 2013 |
要約 | 水稲種子を60°Cの温湯中に10分間浸す処理は、消毒効果に加え一部の品種を除いて発芽を早める効果を持つ。乾熱処理により発芽率が低下する品種「べこあおば」においては、温湯処理が有効な発芽促進法である。 |
キーワード | 稲、温湯処理、種子、発芽促進 |
背景・ねらい | 水稲種子を60°Cの温湯中に10分間浸漬する温湯処理は,種子の病害防除のための消毒方法として開発され、化学合成農薬を用いる必要がなく減農薬栽培に対応できるため、近年利用が拡大している。種子へのこの温湯処理は、消毒作用のみでなく発芽促進効果を持つ可能性があるが、その試験事例は少ない。本研究では、日本型稲品種の「コシヒカリ」、「萌えみのり」、「べこあおば」、さらにインド型品種で休眠の強い「タカナリ」、「北陸193号」を用いて温湯処理が水稲種子の発芽に及ぼす効果について調査した。また、種子の発芽促進方法として一般に用いられる50°C7日間の乾熱処理との比較を行った。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/narc/2013/narc13_s07.html |
カテゴリ | 病害虫 水稲 農薬 播種 品種 防除 |