タイトル | 茶園への石灰窒素の施用による一酸化二窒素発生量抑制効果 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 |
研究期間 | 1999~2013 |
研究担当者 |
廣野祐平 野中邦彦 徳田進一 山口優一 |
発行年度 | 2013 |
要約 | 茶園において年間窒素施用量の24~40%を石灰窒素で代替して、春肥および秋肥の時期に施用することにより、茶園のうね間土壌からの一酸化二窒素の発生量を平均で約50%削減できる。また、慣行施肥区と同等の茶の収量および品質を確保できる。 |
キーワード | 茶、一酸化二窒素(N2O)、石灰窒素、J-クレジット、硝化抑制剤 |
背景・ねらい | 一酸化二窒素(亜酸化窒素、N2O)は農地から発生する主要な温室効果ガスの一つであり、オゾン層破壊物質でもある。茶園におけるN2Oの排出係数(施肥窒素量に対するN2O-N発生量の割合)は2.9%と、他の作物が栽培されている畑地の0.62%に比較して高いため(日本国温室効果ガスインベントリ報告書)、排出量の削減が求められている。土壌から生成するN2Oは主に硝化過程と脱窒過程から生じることから、硝化を抑制することでN2Oの生成を抑制できると考えられる。そこで、硝化抑制効果を持つ石灰窒素およびジシアンジアミド(DCD)の施用が、茶園からのN2O発生量と茶の収量・品質に及ぼす影響を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/vegetea/2013/13_037.html |
カテゴリ | 肥料 施肥 茶 土壌改良 |