タイトル | 酸化クロム共存条件における牛糞試料中酸化チタンの比色定量法 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2010~2013 |
研究担当者 |
大森英之 野中最子 大谷文博 田島清 川島知之 梶雄次 寺田文典 |
発行年度 | 2013 |
要約 | 新たな牛糞試料中酸化チタンの比色定量法(改良乾式灰化法)により、酸化クロム共存条件においても牛糞試料中酸化チタンを精度良く定量できる。本法は湿式灰化法に比べ、安価な実験用ホットプレートで前処理ができ、廃液に銅を含まない利点がある。 |
キーワード | 酸化チタン、酸化クロム、指標物質、比色定量法 |
背景・ねらい | 酸化クロム(Cr2O3)は、反芻家畜の消化試験における指標物質として一般的に用いられるが、分析時に有害な六価クロムが生ずる。酸化チタン(TiO2)は指標物質としてCr2O3に類似した性質を持ち、代替として有望であるが、同等性に関する検討は不十分である。 TiO2は通常、乾式灰化法もしくは湿式灰化法により比色定量する。乾式灰化法は、安価な実験用ホットプレートで前処理できる利点があるが、Cr2O3共存条件ではTiO2回収率が顕著に低下する問題がある。湿式灰化法は、前処理のケルダール分解に高価なブロックダイジェスタを必要とし、銅を含む廃液が生ずる欠点がある。そこで、乾式灰化法を改良し、Cr2O3共存条件における牛糞試料中TiO2の比色定量法を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2013/nilgs13_s10.html |
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