タイトル | ミナミアオカメムシ成虫は紫外光に強く誘引される |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2009~2012 |
研究担当者 |
遠藤信幸 弘中満太郎 |
発行年度 | 2013 |
要約 | ミナミアオカメムシ成虫の光に対する選好性は波長間で異なり、より短波長側の光を選好し、雌雄成虫ともに紫外光(373 nm)を強く選好する。また、橙色光(583 nm)よりも緑色光(534 nm)、緑色光よりも青色光(444、464 nm)を選好する。 |
キーワード | ミナミアオカメムシ、走光性、LED、紫外光、ダイズ、水稲 |
背景・ねらい | 近年、温暖化に伴うミナミアオカメムシの分布域の拡大、およびそれに伴うダイズや水稲への被害が問題となっているが、現状では有効な発生予察手段がない。また、本種は予察灯に誘引されることが知られているが、波長の違いと誘引効率との関係についての知見がないことから、どのような波長特性を持つ光源が有効かを判断する基準がない。一方、近年、紫外から可視光、赤外までの広範囲な波長域に対応したLEDが開発され、波長が昆虫の行動に与える影響を簡易に評価できるようになった。そこで、LEDを用いて、様々な波長域の光に対するミナミアオカメムシ成虫の飛翔行動を室内試験で観察し、本種の波長選好性を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/karc/2013/karc13_s15.html |
カテゴリ | カメムシ 大豆 |