タイトル | ダイズに共生するアーバスキュラー菌根菌の種類は前作の影響を受けない |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2004~2013 |
研究担当者 |
小島知子 岡紀邦 唐澤敏彦 岡崎圭毅 安藤象太郎 建部雅子 |
発行年度 | 2013 |
要約 | ダイズの根に共生するアーバスキュラー菌根菌は、前作が宿主/非宿主植物、裸地のいずれであっても、共通の種類(phylotype)が検出される。 |
キーワード | アーバスキュラー菌根菌、ダイズ、前作、宿主植物、非宿主植物 |
背景・ねらい | アーバスキュラー菌根菌(菌根菌)は、多くの種類の植物の根に共生することができ、宿主植物に土壌中の養分、主にリンを供給する。また、菌根菌の多様性は植物の多様性に影響を与える。したがって、草地植生の維持管理における菌根菌の果たす役割は大きいと考えられ、草地や耕作放棄地の草地利用などにおける菌根菌の活用が期待される。これまでに、半自然草地における菌根菌相が明らかにされ、放牧草地とダイズ連作圃場の比較で土壌中の菌根菌相が異なることも報告されている。一方で、輪作体系においては、菌根菌の宿主植物を前作に栽培した場合、非宿主植物が前作または裸地の場合と比べ、後作の作物の生長が促進されることがわかっているが、前作が後作の根に共生する菌根菌の種類に影響を与えるかは明らかでない。本研究では、前作の違いによる後作のダイズの根の中の菌根菌相への影響やダイズで優占する菌根菌の種類を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2013/nilgs13_s35.html |
カテゴリ | 大豆 播種 品種 輪作体系 |