タイトル | 日本国内への侵入警戒を要するポスピウイロイドの宿主範囲 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 花き研究所 |
研究期間 | 2011~2014 |
研究担当者 |
松下陽介 津田新哉 |
発行年度 | 2014 |
要約 | ジャガイモやせいもウイロイドおよびトマト黄化萎縮ウイロイド、トマトアピカルスタントウイロイド、コルムネアラテントウイロイドは主にナス科およびキク科の野菜と花き類に感染する。 |
キーワード | 園芸植物、ポスピウイロイド、宿主範囲、キク科、ナス科 |
背景・ねらい | 国内のトマトにおいて、2006年にトマト黄化萎縮ウイロイド(Tomato chlorotic dwarf viroid; TCDVd)の感染が初めて確認され、2009年にはジャガイモやせいもウイロイド(Potato spindle tuber viroid; PSTVd)の感染が認められた。これらのウイロイドは感染種苗によって国内に侵入したと考えられる。これらのウイロイドはトマトやバレイショに感染すると矮化や萎縮などの激しい病徴を示す。PSTVdやTCDVdと同じポスピウイロイド属のトマトアピカルスタントウイロイド(Tomato apical stunt viroid; TASVd)やコルムネアラテントウイロイド(Columnea latent viroid; CLVd)は国内未発生ではあるが、PSTVdやTCDVd同様、トマトやバレイショにおいて矮化や萎縮などの激しい病徴を示す。そこで、これら4種のポスピウイロイドが種苗によって国内に侵入するリスクを明らかにするために、国内に輸入される野菜および花き類などの園芸植物を対象に汁液接種を行い、RT-PCR法で感染の有無を明らかにすることでこれらウイロイドの宿主範囲を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/flower/2014/14_040.html |
カテゴリ | きく きんせんか しゅんぎく 植物検疫 ダリア とうがらし トマト なす ばれいしょ 品種 ペチュニア マリーゴールド 輸出 ロベリア |