タイトル | ニンジンの香気特性の品種間差異とそれを形成する重要香気成分の特定 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2010~2012 |
研究担当者 |
岡崎圭毅 福田朋彦 信濃卓郎 岡 紀邦 |
発行年度 | 2014 |
要約 | 官能評価により、ニンジン品種の香気特性の特徴付けを行うことができる。また、GC/MSによる香気成分の分析データから、官能特性値と関連が強い成分を明らかにできる。 |
キーワード | ニンジン、官能評価、QDA、GC/MS、メタボロミクス |
背景・ねらい | ニンジンの育種では香味、テクスチャーなどの官能特性が近年特に重要視されるようになった。ニンジンは好ききらいが顕著な作目であり、その嗜好性は独特の香気成分に起因すると考えられている。ニンジンの香気特性に寄与する成分が特定されれば、官能特性の簡易評価が可能となり、育種における選抜の効率化が期待できる。日本国内では黒田タイプの品種が多く流通しているが、食味特性に関して他のタイプと比較した報告はわずかである。そこで、官能評価(QDA:定量的記述法)とGC/MSによるメタボロミクスを利用し、14品種・系統のニンジンを対象として香気特性および香気成分の分析を行い、両者の品種間差異を明らかにするとともに香気特性形成のキーとなる香気成分群を特定する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/harc/2014/harc14_s21.html |
カテゴリ | 育種 加工 施肥 にんじん 播種 品種 良食味 |