タイトル | 豚丹毒菌生ワクチン株と野生株とを識別できるPCR法の開発 |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 |
研究期間 | 2012~2015 |
研究担当者 |
下地善弘 白岩和真 小川洋介 江口正浩 楠本正博 |
発行年度 | 2015 |
要約 | 豚丹毒菌生ワクチンKoganei 65-0.15株ゲノム塩基情報のわずかな違いをPCR法により検出することで、本株を特異的かつ迅速に同定することができる。 |
キーワード | 豚丹毒菌、生ワクチン株、ゲノムSNPs、同定 |
背景・ねらい | 豚丹毒はグラム陽性細菌の豚丹毒菌(Erysipelothrix rhusiopathiae)による豚の感染症で、家畜伝染病予防法において届出伝染病に指定されている。本病は、症状から、急性の敗血症型、亜急性の蕁麻疹型、慢性の関節炎型や心内膜炎型に大別される。国内では、毎年2,000~3,000頭の発生報告があり、養豚産業に及ぼす経済的影響は甚大である。豚丹毒の予防には、生ワクチン及び不活化ワクチンが使用されているが、生ワクチン使用による慢性関節炎の発生が問題となっている。現在、国内で使用される生ワクチンはアクリフラビン色素耐性の弱毒株である Koganei 65-0.15株(血清型1a)のみであり、形質マーカーとされるアクリフラビン色素耐性は継代により変化することから、関節炎病変部から分離される野外株の血清型が1aであった場合、この株が野生株であるか、本ワクチン株であるかどうかの識別は困難である。生ワクチン株を正確に識別できれば、ワクチンプログラムの変更を促す等の技術指導が可能になり、生ワクチン使用による慢性関節炎の発生を予防することが期待できる。本研究では、Koganei 65-0.15株を特異的かつ迅速に同定することができる技術を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
図表5 | ![]() |
図表6 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/niah/2015/15_059.html |
カテゴリ | くり データベース 豚 |