タイトル | インド型多収水稲品種「北陸193号」の超多収達成条件 |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2009~2015 |
研究担当者 |
吉永悟志 平内央紀 大角壮弘 古畑昌己 長田健二 松村修 |
発行年度 | 2015 |
要約 | 「北陸193号」は登熟が安定しているため、多収に向けてはシンク容量の確保が最重要となる。粗玄米収量約1t/10a達成には、穂数280本/ m2、穂揃い期乾物重1500g/ m2、同窒素吸収量16.5g/ m2以上を目安に、シンク容量1050g/ m2を確保する必要がある。 |
キーワード | イネ、インド型、多収、シンク容量、窒素吸収 |
背景・ねらい | 多収品種の「北陸193号」は北陸以西の試験場圃場および現地圃場において、粗玄米収量約1t/10aを超える試験事例が複数報告されており、我が国の最多収品種として位置付けられている。しかしながら、同品種の多収条件について、地域を越えた詳細な解析は行われていない。そこで、同品種において約1t/10aの「超多収」を達成するための条件を整理して提示する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
1) 種子休眠性、脱粒性を有する。 2) 耐冷性が低いため、育苗期や冷害危険期の低温が懸念される地帯では作付けを避ける。また、ウンカの常襲地帯では、ウンカ防除の徹底が必要になる。
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/narc/2015/narc15_s02.html |
カテゴリ | 病害虫 育苗 水稲 凍害 肥培管理 品種 防除 水管理 |