タイトル | 畜産廃水活性汚泥処理水中のリン、亜鉛の濃度およびこれらに対するpHの影響 |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2012~2015 |
研究担当者 |
和木美代子 安田知子 福本泰之 黒田和孝 鈴木一好 坂井隆宏 鈴木直人 鈴木良地 松葉賢次 川村英輔 |
発行年度 | 2015 |
要約 | 養豚廃水の活性汚泥処理水中の亜鉛濃度は、水質汚濁防止法の排水基準を超過する可能性は低いが、過曝気等によりpHが5以下に低下すると汚泥からの溶出が増加し、その可能性が高まる。リンも同様にpHの8以下への低下により溶出が増え、pHに関わらず、地域によっては高度処理が必要な場合がある。 |
キーワード | 水質汚濁防止法、畜産廃水、リン、亜鉛、銅 |
背景・ねらい | リン、亜鉛および銅は水質汚濁防止法の生活環境項目に規定される項目である。すなわち、排水量が50m3以上の特定事業所は、亜鉛、銅については各々2mg/L、3mg/L以下に排水中の濃度を抑える必要がある。リンについては、内湾に河川等を通じて排水が流入するなど特定の地域の養豚事業所は、20mg/L以下に抑える必要がある(平成30年まで)。そのため、畜産事業所は放流水中の当該成分の濃度が基準値を上回らないように処理をおこなう必要がある。しかし、その一般的な濃度や影響因子についての情報は少ない。そこで、養豚事業所および酪農事業所におけるこれらの成分濃度について調査を行うとともに、pHの変化に伴う汚泥からの成分溶出について明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2015/nilgs15_s29.html |
カテゴリ | 乳牛 豚 |