タイトル | TMRセンターにおける飼料原料としてのイアコーンサイレージの経済性 |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2011~2015 |
研究担当者 |
久保田哲史 藤田直聡 大下友子 青木康浩 根本英子 |
発行年度 | 2015 |
要約 | TMRセンターがイアコーンサイレージ(ECS)を60ha生産する場合、生産費は約51円/TDN1kgとなる。飼料原料として利用すると飼料費は搾乳牛1頭当たり年間3千円~1.3万円程度低減する。原物収量が概ね1,200kg/10a以上であれば経済的有利性が生じる。 |
キーワード | イアコーンサイレージ、TMRセンター、生産費、収量、経済性 |
背景・ねらい | 我が国では乳牛向けに年間300万トンを超える配合飼料が生産されているが、配合飼料原料の90%は輸入に依存しており、また、配合飼料原料の約半分はとうもろこしである。輸入飼料依存による国内畜産業の経済リスクを下げるため、国内産の飼料として、粗飼料としてのとうもろこしサイレージに比べ穀実部分の利用を重視する濃厚飼料としてのイアコーンサイレージの生産利用技術の開発が進められている。そこで、イアコーンサイレージに関して生産から利用に至る現地実証試験が行われている北海道上川地域美瑛町のTMRセンターを対象に、試験結果、聞き取り調査、および線型計画法を用いた慣行のTMR(混合飼料)とイアコーンを含むTMRとの選択シミュレーション分析から普及定着のための経済的条件を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/harc/2015/harc15_s11.html |
カテゴリ | イアコーンサイレージ 飼料設計 飼料用作物 とうもろこし 乳牛 |