タイトル | ウシ腟温度変化は黄体状態並びに発情の強さに関連性がある |
---|---|
担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2011~2015 |
研究担当者 |
阪谷美樹 竹之内直樹 高橋昌志 |
発行年度 | 2015 |
要約 | 黒毛和種繁殖雌牛の腟温度は非発情期には黄体退行と共に低下し、黄体機能と関連のある変化を示す。また発情時には上昇し、発情の強さに関連した動きを示す。 |
キーワード | 発情検出、腟温、行動、プロジェステロン |
背景・ねらい | 近年、大きな問題となっているウシの受胎率の低下の一因として発情徴候の低下や多頭飼育による発情発見率の低下とそれに伴う人工授精適期の見逃しが考えられている。確実な交配を実施するためには、ウシの発情微弱化要因の解明と確実な発情検出法の開発が急務となっている。そこで、ウシの体温変化による卵巣機能評価方法を開発し、体温変化を指標とした非侵襲的な発情検出の可能性について検討することを目的とする。 機能的黄体の存在を確認した黒毛和種繁殖雌牛の腟に温度データロガーを挿入し、自然発情あるいはホルモン剤投与(クロプロステノール20mg (PG)、 クロプロステノール20mg + 外因性プロジェステロン製剤(CIDR):製剤は6日目に抜去(PG + CIDR))して発情誘起を行った際の体温を連続測定することで、発情前後の体温変化と卵巣状態の関係を明らかにし、体温を用いた発情検出の有効性を評価する。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/karc/2015/karc15_s05.html |
カテゴリ | 繁殖性改善 |