タイトル | 穂発芽しにくいソバ新品種候補「九州7号」 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2001~2016 |
研究担当者 |
鈴木達郎 原貴洋 松井勝弘 手塚隆久 高橋正樹 佐藤良平 |
発行年度 | 2016 |
要約 | ソバ新品種候補「九州7号」は春まき品種「春のいぶき」と比較し穂発芽しにくく、春まき適期および10日ほど遅まきの条件においても多収で、容積重が重い。夏まき栽培では、夏まき品種「さちいずみ」と比較し低収であるが栽培可能である。 |
キーワード | 6次産業化、ソバ、春まき、夏まき、穂発芽、抵抗性 |
背景・ねらい | 春まきソバは、需要の高まる初夏に新ソバを供給できる新たな作型として注目されており、「春のいぶき」の登場により暖地を中心に産地形成が進んでいる。しかし、収穫時期が梅雨にかかるため「春のいぶき」よりもさらに穂発芽抵抗性の強い品種が求められている。また、播種適期(暖地では4月上旬)に降雨等で播き遅れた場合大きく減収することが問題となっている。一方、春まき栽培と夏まき栽培の両方を行う産地も増えているが品種が異なるため、採種の負担増や野良生えなどによる品種交雑が深刻な問題となっている。実需者からは夏まき栽培で減収してもよいので春/夏まき両方で栽培可能な品種(春まきソバ品種の夏まき栽培)へ強い要望がある。さらに、2015年度から導入されたソバの新たな流通検査規格に対応するため、容積重が580g(2等基準)より重い品種が求められている。 そこで、上記問題の解決に資する新品種育成を行う。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/karc/2016/karc16_s08.html |
カテゴリ | 湿害 新品種 新品種育成 そば 抵抗性 播種 品種 良食味 連作障害 |