タイトル | 紫色LED光で土着天敵ヒメハナカメムシを集め、害虫を減らす技術 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門 |
研究期間 | 2014~2016 |
研究担当者 |
霜田政美 上原拓也 戒能洋一 荻野拓海 |
発行年度 | 2016 |
要約 | 波長405nmに発光ピークを持つ紫色LEDを1日3時間照射することにより、アザミウマ等の微小害虫を捕食する土着天敵ヒメハナカメムシを作物上に最大10倍集め、害虫を半減させることができる。 |
キーワード | 環境保全型農業、生物的防除、LED、光防除、土着天敵 |
背景・ねらい | ヒメハナカメムシは日本全国に分布し、アザミウマなどの微小害虫を捕食する土着天敵である。本種を露地果菜類の栽培に導入できれば、殺虫剤抵抗性をもつ微小害虫の防除や農家の薬剤散布回数および散布量の大幅削減につながると期待されている。植生管理により本種を増やす方法は開発されているため、これを作物上に移動させて長時間留めておく技術があれば、安定的な防除が可能となる。そこで、ヒメハナカメムシが紫色光に強く誘引される特性を利用して、本種利用上の弱点を克服する新技術を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nias/2016/nias16_s19.html |
カテゴリ | 病害虫 害虫 カメムシ 植生管理 生物的防除 抵抗性 土着天敵 なす 微小害虫 防除 マリーゴールド 薬剤 |