タイトル | 植物の防御機構を応用した貯蔵病害菌の増殖を抑制するフィルムの開発 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門 |
研究期間 | 2014~2016 |
研究担当者 |
西村麻里江 鈴木正男 大崎明宏 辻朗 田中貴章 手島登 清水弘樹 三宅晃司 中野美紀 |
発行年度 | 2016 |
要約 | 植物は病原菌の感染を抑制するために抗菌物質を生産する。高い抗菌活性を指標に選抜された植物由来の化合物を徐放するフィルムで果物を覆うと、カビ増殖を抑制できる。本成果は果物等の貯蔵病害防除のための基盤技術となる。 |
キーワード | 防カビ、果物、貯蔵病害、フィルム、植物抗菌成分 |
背景・ねらい | 植物は病原菌の感染を妨害するために多様な抗菌性化合物を合成しているが、これらの抗菌性化合物の作用機構は殆ど解析されていない。これまでに植物の生産する抗菌化合物の作用機構の解析を行うなかで、強い防カビ性を示す揮発性化合物を見出している。湿度が高い日本では様々な方面で防カビ技術へのニーズが高い。本化合物が人体に安全であることを踏まえ、その利用の試みのひとつとしてカビ汚染を防ぐフィルムを作製する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nias/2016/nias16_s04.html |
カテゴリ | 病害虫 いちご ぶどう 防除 |