タイトル | RNAヘリカーゼAtRH7はrRNA成熟に関与し、低温下での生長に必須である |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門 |
研究期間 | 2011~2015 |
研究担当者 |
今井亮三 Yuelin Liu 多羽田大介 |
発行年度 | 2016 |
要約 | シロイヌナズナのAtRH7はRNAの高次構造を解きほぐすタンパク質であり、低温で誘導される。その欠損変異体は低温下でリボソーム(r)RNAの成熟が異常となり、生育や発生が著しく阻害される。常温においても、葉や花器官において形態異常が観察される。 |
キーワード | 低温ストレス、RNA代謝、リボソーム、シロイヌナズナ |
背景・ねらい | 植物の環境適応においてRNA高次構造の制御は重要である。これまでに、シロイヌナズナにおいて、RNAシャペロンと呼ばれるRNAの2次構造を解消させるタンパク質(AtCSP3)が耐凍性を正に調節することを明らかにした。AtCSP3と相互作用するタンパク質をスクリーニングした結果RNAヘリカーゼをコードするAtRH7が単離された。そこで本研究では、AtRH7の細胞内における機能を明らかにするため、AtRH7の変異体を単離し、その表現型を解析する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nias/2016/nias16_s01.html |
カテゴリ | 耐寒性 |