タイトル | 粗飼料用オオムギの穂形状は黒毛和種育成牛の嗜好性に影響を及ぼす |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2012~2016 |
研究担当者 |
服部育男 神谷充 塔野岡卓司 加藤直樹 林義朗 細田謙次 |
発行年度 | 2017 |
要約 | ホールクロップ利用において、無芒および三叉芒のオオムギは硬い芒がないため、通常の芒を持つオオムギに比べて、黒毛和種育成牛の嗜好性が高い。 |
キーワード | 粗飼料用オオムギ、穂形状、嗜好性、黒毛和種育成牛 |
背景・ねらい | オオムギは早熟で耐寒性が強く播種適期が広い、子実割合が高く高栄養価、含水率が低く良質なサイレージが得られるなど、飼料用作物としての長所が多く、一部の県で飼料作物奨励品種に採用されている。しかし、一般のオオムギ品種の穂には鋸歯があり硬く長い芒を持っており、牛が採食したときに咳き込みを起こすなど、家畜が忌避する傾向があることが指摘されており、粗飼料としての利用拡大を妨げる要因となっている。そこで飼料用オオムギの育種改良目標を明らかにするため、遺伝的背景が同じで、穂の形状が異なる品種・系統を用い、穂の形状の違いが家畜の嗜好性に及ぼす影響を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/karc/2017/karc17_s03.html |
カテゴリ | 育種 大麦 乾燥 飼料作物 飼料用作物 耐寒性 播種 品種 |