タイトル | 国内主要産地のウンシュウミカン中β-クリプトキサンチン含有量と糖度との関係 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹茶業研究部門 |
研究期間 | 2016~2017 |
研究担当者 |
久永絢美 杉浦実 |
発行年度 | 2017 |
要約 | 国内主要産地におけるウンシュウミカン中のβ-クリプトキサンチン含有量は、極早生品種よりも収穫時期が遅い早生や中生・晩生品種で有意に高く、糖度とβ-クリプトキサンチン含有量には多くの産地・品種で有意な相関関係が認められる。 |
キーワード | ウンシュウミカン、β-クリプトキサンチン、糖度、機能性表示食品、産地間・品種間差 |
背景・ねらい | これまでにウンシュウミカン(以下、ミカン)に豊富に含まれるβ-クリプトキサンチンが骨の健康維持に役立つことが明らかにされ、生鮮農産物では初めて機能性表示食品(1日摂取目安量:β-クリプトキサンチン3mg)としての届出が受理され、上市されている。ミカンのβ-クリプトキサンチン含有量は糖度と有意に相関することから、現在ミカンの等級選別の重要な指標として用いられている糖度を非破壊選果機により全数検査することで、間接的にβ-クリプトキサンチン含有量を保証することが可能とされている。しかしながら、ミカン果実中のβ-クリプトキサンチン含有量と糖度との相関関係について検討した例は、静岡県柑橘試験場が試験栽培された「高林」、「宮川早生」、「青島温州」、「寿太郎温州」を対象に解析したデータのみであり(静岡県柑橘試験場研究報告32:1-6,2003)、実際に市場に流通している様々な産地のミカンや品種で調べた知見は殆ど無い。 そこで、静岡県を含む国内の主要なミカン産地4県で生産されている極早生・早生・中生・晩生の各品種でのβ-クリプトキサンチン含有量を分析し、産地間あるいは品種間による差違を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nifts/2017/nifts17_s22.html |
カテゴリ | 温州みかん 機能性 施設栽培 品種 |