タイトル | ガラス化冷却したブタ未成熟卵子の胚発生能をレスベラトロールが改善する |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産研究部門 |
研究期間 | 2016~2017 |
研究担当者 |
ソムファイ タマス Elisa Caroline da Silva SANTOS Ruth APPELTANT Thanh Quang DANG-NGUYEN 野口純子 金子浩之 菊地和弘 |
発行年度 | 2017 |
要約 | ガラス化冷却後のブタ未成熟卵子を体外成熟させる際、培養液に2μMのレスベラトロールを添加するとガラス化冷却処理によって低下した胚発生能が改善される。 |
キーワード | ジーンバンク、ブタ、卵子、ガラス化冷却保存、胚発生 |
背景・ねらい | 未成熟卵子の超低温保存技術は希少な動物種等の遺伝資源の保存(ジーンバンク)を充実させるために重要である。ブタの未成熟卵子についてはガラス化冷却による超低温保存が可能となったが、保存後の胚発生能はまだ十分とはいえない。最近、ガラス化冷却を施したブタ未成熟卵子でアポトーシスの経路が活性化されることが明らかとなり、ガラス化冷却前後における2μMのレスベラトロール(スチルベン誘導体ポリフェノールの一種)処理がアポトーシスの抑制に有効であることが示唆された。本研究ではレスベラトロールがガラス化冷却したブタ未成熟卵子の胚発生能の改善に有効であるか否かを明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nilgs/2017/nilgs17_s04.html |
カテゴリ | 遺伝資源 豚 |