タイトル | 国内で流行している豚丹毒菌強毒株の簡易な遺伝子型別法の開発 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門 |
研究期間 | 2017~2018 |
研究担当者 |
下地善弘 白岩和真 小川洋介 西川明芳 江口正浩 |
発行年度 | 2017 |
要約 | 系統学的に九州型と本州型とに大別される国内で流行している豚丹毒菌強毒株は、マルチプレックスPCR法で容易に型別できる。 |
キーワード | 豚丹毒、国内流行株、マルチプレックスPCR、遺伝子型別 |
背景・ねらい | 近年、野生動物を含めて世界規模で豚丹毒菌(Erysipelothrix rhusiopathiae)による感染症が増加しているが発生の詳しい要因は分かっていない。日本及び中国においても、豚での急性型豚丹毒の発生が急増しており、これまでのゲノムワイド解析の結果から、中国と国内で分離される強毒株は共通の祖先を起源としており遺伝学的に近縁な集団株であることが判明している。また、2007年以降に分離された国内分離株は系統学的に同一の系統(lineage IV)に属し、さらに、近年の分離株は大きく分けて九州型(lineage IVb-1)と本州型(lineage IVb-2)とに分類されるが、その疫学的、病原学的意義は不明である。そこで、本研究では、国内における本症の疫学調査に向け、豚丹毒菌強毒株の簡易遺伝子型別法の開発を行う。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/niah/2017/niah17_s09.html |
カテゴリ | 豚 |