メタボリックシンドロームモデルマウスにおける板アラメ摂取の糖代謝機能改善効果

タイトル メタボリックシンドロームモデルマウスにおける板アラメ摂取の糖代謝機能改善効果
担当機関 (国研)水産研究・教育機構 中央水産研究所
研究期間 2016~2017
研究担当者 石原賢司
世古卓也
海老名秀
丸山拓馬
野村義宏
発行年度 2018
要約 日本海沿岸に広く生育するツルアラメ(Ecklonia stolomifera Okamura)の加工品である板アラメをメタボリックシンドロームモデルマウスに投与し、板アラメの摂取がその病態に与える影響について検討を行った。その結果、マウスの高血糖およびインスリン抵抗性が板アラメにより改善され、糖代謝を改善することが示唆された。
背景・ねらい 日本海沿岸に広く生育するツルアラメ(Ecklonia stolomifera Okamura)はコンブ科カジメ属に属する褐藻で、加工の方法により藻体に残存するポリフェノールの量が影響を受けることが報告されている。本研究では残存ポリフェノール量が多い加工品である板アラメに着目し、その機能性を評価するために、メタボリックシンドロームモデルマウスを用いて板アラメの摂取がその病態に与える影響について検討を行った。
成果の内容・特徴 ○C57BL6/Jマウスを使用し、通常食および2%セルロース摂取群(Control群)、通常食および2%板アラメ粉砕物摂取群(Control+板アラメ群)、高脂肪食および2%セルロース摂取群(HF群)、高脂肪食および2%板アラメ粉砕物摂取群(HF+板アラメ群)の4群(n=6)を設定し、3か月間飼育した。 
○16週齢時に耐糖能を測定した。17週齢時に解剖を行い、血液及び白色脂肪組織、褐色脂肪組織、肝臓を採取して脂質代謝及び糖代謝に関する項目について検討を行った。 
○HF群で見られた体重増加は、HF+板アラメ群で抑制された。(図1) 
○HF群で有意に高値を示した空腹時血中グルコース濃度、インスリン濃度およびその経時的な変化におけるArea Under Curveは板アラメの摂取により有意に低下していた。(図2)  
成果の活用面・留意点 高脂肪食の摂取により惹起された高血糖およびインスリン抵抗性は、板アラメの摂取により有意に改善されることが示された。以上の結果より、高脂肪食の摂取によるメタボリックシンドロームの糖代謝異常が、板アラメの摂取により改善されることが示された。今後は培養細胞等を用いて作用機構を解明する必要がある。
研究内容 http://fra-seika.fra.affrc.go.jp/~dbmngr/cgi-bin/search/search_detail.cgi?RESULT_ID=8134&YEAR=2018
カテゴリ 加工 機能性 抵抗性

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