タイトル | 小麦カバークロップ不耕起栽培は大豆のアーバスキュラー菌根菌相を変化させる |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2011~2018 |
研究担当者 |
森本晶 内田智子 松波寿弥 小林浩幸 |
発行年度 | 2018 |
要約 | 小麦カバークロップ不耕起栽培は、大豆のアーバスキュラー菌根(AM)菌感染を促進するだけでなくその群集構造にも影響を及ぼし、慣行体系で栽培される大豆とは異なるAM菌相を形成する。 |
キーワード | カバークロップ、不耕起、大豆、AM菌、PCR-DGGE |
背景・ねらい | 冬作カバークロップとして栽培した小麦を登熟前に刈り敷いて大豆を不耕起播種する小麦カバークロップ不耕起栽培(図1参照、以下小麦CC栽培と表記)は、元来は雑草防除を主目的として開発された体系であるが、これまでの研究からアーバスキュラー菌根菌(AM菌)の機能を介した生育促進効果も期待できることが示唆されている。しかし、その作用メカニズムは十分に解明されておらず、特に、多様な種で構成される土着AM菌群集に対して本栽培体系がどのように作用するかは分かっていない。そこで本研究では、小麦CC栽培が土着AM菌の群集構造に及ぼす影響を明らかにするために、分子生態学的手法(PCR-DGGE法)によって小麦CC栽培と慣行体系で栽培された大豆に形成されたAM菌相を比較する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/harc/2018/harc18_s01.html |
カテゴリ | 肥料 病害虫 小麦 栽培体系 雑草 水田 大豆 農薬 播種 不耕起栽培 |