タイトル | 施設野菜類の主要アブラムシを防除するための2種アブラバチ混合製剤 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業研究センター |
研究期間 | 2013~2018 |
研究担当者 |
長坂幸吉 日本典秀 光永貴之 上杉龍士 有本誠 手塚俊行 小原慎司 伊藤健司 |
発行年度 | 2018 |
要約 | ナケルクロアブラバチとコレマンアブラバチの1:1混合マミー製剤あるいはバンカー型製剤により、施設野菜類の主要アブラムシであるワタアブラムシ、モモアカアブラムシ、チューリップヒゲナガアブラムシ、ジャガイモヒゲナガアブラムシを防除することができる。 |
キーワード | ナケルクロアブラバチ、コレマンアブラバチ、施設野菜、アブラムシ類、天敵 |
背景・ねらい | アブラムシ類は施設園芸で共通して問題となる害虫である。野菜類の促成栽培では、アブラムシ類に対する天敵としてコレマンアブラバチ製剤が用いられてきた。この天敵はワタアブラムシとモモアカアブラムシに対して防除効果がある。しかし、コレマンアブラバチ製剤の利用で農薬散布が削減されると、この天敵が寄生できないチューリップヒゲナガアブラムシやジャガイモヒゲナガアブラムシが顕在化する。また、コレマンアブラバチをムギ上のムギクビレアブラムシなどで維持し長期継続的な防除効果を狙うバンカー法についても、開始手順や維持管理が難しいことが問題である。このため、主要アブラムシ4種を防除でき、バンカー法を簡便に実施できる天敵資材の開発が求められている。 そこで、寄主範囲の広いナケルクロアブラバチとコレマンアブラバチの併用を検討し、これら2種のマミー(アブラムシがハチに寄生されて死亡し、内部にアブラバチの蛹が入った状態)を1:1の割合で混合したマミー製剤(混合マミー製剤)、および植物上にマミーと代替寄主(トウモロコシアブラムシ)を着生させたバンカー型製剤を開発し(図1)、この製剤による主要アブラムシに対する防除効果を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/carc/2018/carc18_s16.html |
カテゴリ | 病害虫 いちご 害虫 施設園芸 チューリップ とうもろこし なす 農薬 播種 ばれいしょ ピーマン 防除 わた |