タイトル | 逆転ロータリとサイドディスクを活用した大豆の畝立て一工程浅耕播種技術 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2015~2018 |
研究担当者 |
松尾直樹 土屋史紀 深見公一郎 中野恵子 高橋仁康 |
発行年度 | 2018 |
要約 | 逆転ロータリの爪配列を平高畝仕様に変更し、前方にサイドディスクを取り付け、畝立て、排水溝の作成、前作麦稈のすき込み、大豆の浅耕播種を一工程で実施できる技術である。浅耕により排水性を確保しながら所要動力を4割程度削減することができる。 |
キーワード | 大豆、サイドディスク、逆転ロータリ、一工程浅耕播種 |
背景・ねらい | 北部九州における大豆の慣行栽培方法では、6月上旬に麦類を収穫した後に麦稈をすき込むため梅雨の合間に事前耕起を行い、梅雨の合間または梅雨明け後の7月中旬頃に再度耕起しながら同時播種することが多い。事前耕起をした圃場は保水力が高くなるため、降雨があると圃場が乾きにくく播種作業が遅れる一要因となっている。慣行栽培体系で使用される正転ロータリを、逆転ロータリに変更することで、事前耕起が不要となり、一工程で麦稈のすき込み、耕起、大豆播種を同時に行うことができる。しかしながら、逆転ロータリは所要動力が大きく作業速度が遅いという欠点があり、普及の阻害要因となっている。現行の逆転ロータリで浅耕をすると、所要動力こそ軽減するが、砕土や播種床形成が不安定で排水を促す排水溝の形成も不十分になる。そこで、排水性を高めながら逆転ロータリの従来の作業性能を維持しつつ、所要動力を軽減させる浅耕耕播種技術を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/karc/2018/karc18_s01.html |
カテゴリ | 栽培体系 大豆 排水性 播種 |