オオムギ染色体導入コムギの製粉特性の検定及び機能性成分の評価
摘要 製粉特性に関しては、1番染色体導入(生地強化)と5番染色体導入(スーパーソフト化)に絞って検討した。1番染色体導入については麦品質・製粉性の低下が見られたが、蛋白量の増加、生地性強化やパン体積の増...
摘要 オオムギ染色体導入コムギ系統の大量増殖を行い、胚を含むふすま画分と小麦粉に分けて参画機関に配布した。シアル酸のKDNと考えられる分子種を検出・定量した。新たに2組のオオムギ染色体導入系統や実用品...
摘要 コムギへのオオムギ3番染色体導入により、実生でスティグマステロールの増加と、原因となる遺伝子を同定した。5番染色体導入コムギでアピゲニンの配糖体の蓄積とトリシン配糖体含量の増加を見いだした。オ...
摘要 低アミノ酸栄養食をラットに給餌し、血液や臓器をサンプルとしてタンパク質代謝に関与する内分泌因子の血中濃度や合成量、脂質代謝に関わるマーカーの変動を経時的に解析した。また糞・尿を採取して窒素出納...
犬フィラリア関連遺伝子産物の大量発現、精製、抗体作成、キット構築
摘要 カイコ細胞に一過性に発現する遺伝子を組み込み発現したタンパク質を、ウエスタンブロット法を使った検出系で簡便で確実性の高い選別法を開発した。これを用いてキットで使用されている抗体との交差性を実際...
摘要 入手した犬フィラリア虫体と、犬フィラリア人工感染犬から経時的感染血清を採取して血清ライブラリーを構築し、個別機関へ供給した。市販キットの性能を評価した結果、最低濃度の7.8ng/mlの希釈濃度でも検出...
摘要 システムの中核を担うマイクロリアクターの開発を実施し、共培養効果やリアクター効果などの検討の結果、従来の培養法と比べて発生速度が向上することを見出した。リアクターで培養したマウス受精卵の移植試...
摘要 簡易型リアクター及び50個対応リアクターは、従来法よりも有効であることを明らかにし、その胚盤胞の正常性及び受胎性を検証した。1,000個対応マイクロリアクターにより、ウシ体外受精卵を培養し、胚盤胞ま...
摘要 東京大学と連携し、1000個受精卵対応の流路型マイクロリアクターを完成させた。射出成型法による流路型リアクターの試作にも成功し、将来の本格量産に目処をつけた。簡易型リアクターの販売を開始し、事業展...
微量プリオン検定用ペプチドのデザイン、アレイ化と検出法の研究
摘要 糖ペプチドおよびプリオン関連ペプチドを含む構造をとる標識ペプチドライブラリー構築を完了した。工業化を念頭にチップ基板材質や形状と表面化学の最適化を進め、インキュベーションチャンバーを開発し、基...
摘要 ペプチドをアレイしたバイオチップの検証に十分な量のBSE感染材料を経時的に採取し、検出される検体の感染価測定の基準線作りをエンドポイントバイオアッセイで行った。ハイペップ研で作製されたペプチド(α...
摘要 新鮮な牛脳を使用し、分画、天然成分ライブラリーの作成、および大腸菌によりrbPrPを大量調製し、Thioflavin Tの蛍光強度変化を指標にした構造変換を追跡できるアッセイ系の構築に成功した。この系を用い、...
ネオクリンとそのバリアントの構造・機能相関解析と大量発現生産
摘要 ネオクリンのヒスチジン5残基を対象にバリアントの設計を行い、ネオクリンとは異なる活性を持つバリアントを作出することができた。ヒト味覚受容体を導入したHEK細胞系により、食品の計測における客観的評価...
摘要 水中での分子動力学計算(MD)によりネオクリンの結晶から得られるモノマーについて中性(pH7)と酸性(pH3)での構造変化を計算したところ、大きな変化はなかった。一方、構造変化したHis11Cys変異体は中性で甘味...
酸味受容体発現細胞系を用いた食味の計測とネオクリンバリアントの用途開発
摘要 酸味受容体を培養細胞に発現させ、小スケール・ハイスループットな酸味計測系を確立した。これを用いて酸味受容体の応答を抑制する化合物の分子構造に関する知見を得た。また、ネオクリンを利用した食酢飲料...
ヒト型味覚受容体発現細胞系を用いた食味の設計と計測・用途開発
摘要 25種類存在するヒト苦味受容体のクローニングと測定系の構築に成功した。この測定系により酸性ジペプチドや酸+ネオクリンによる苦味抑制といった官能評価で認められている現象が再現され、複合味計測システ...
摘要 ネオクリンを構成するNAS及びNBSコード遺伝子を、トマトおよびカンキツに導入し組換え体を作出した。トマト果実ではNAS蓄積が確認されたが、NBSは殆ど検出されずネオクリンヘテロダイマーは蓄積されていない...
摘要 天蚕由来のヤママリンは、免疫組織化学・電子顕微鏡学的観察により、機能性が食物の逆流を阻止するとして知られている噴門弁様組織で陽性反応を確認し、この組織が末梢ホルモンとして合成分泌に関与すること...
摘要 強力ヤママリンの類縁ペプチドを用いて、カイコに休眠誘導できる投薬時期の拡大や経皮投与法の開発に成功した。標識体を用いて体内動態解析と、これと結合する体液タンパク質の同定を行い、これらの成果を基...
摘要 (1)アレロケミカルの探索と新規生理活性物質の同定に関し、海外産の高活性アレロパシー植物からの新規アレロケミカルの単離・同定をした。(2)新規生理活性物質の作用機構の検証に関し、アレロケミカルを投入...