摘要 県内のガーベラ養液栽培は株枯れ症状が発生し、生産量が減少している。昨年度までに、培地の過湿が生育不良に影響を及ぼし、株枯れ症状を助長することを明らかにした。培地の排水改善対策として排水ひもの...
摘要 場内栽培試験により、培養液のNaCl濃度が高いことにより、直接的に株枯れ症状を引き起こす可能性は極めて小さいことが明らかとなった。また、現地の約2倍のNaCl濃度の培養液では、対照区よりも植物体内の...
摘要 定植時の殺虫剤処理は、キノコバエの発生量や株枯れの発生には影響を与えなかった。ガーベラ株の生育不良は培地の過湿管理により発生し、更にフザリウム菌が感染することで株枯れ症状が進展すること、一方...
摘要 ガーベラ養液栽培における株枯れ症状発生要因を明らかにするため、本年度は培地の過湿が生育・株枯れに及ぼす影響を検討するとともに、現地において株枯れ症状の発生状況を調査した。その結果、培地の過湿...
摘要 現地における原水の季節変動とガーベラの株枯れ症状との関係は特に認められなかった。原水(供給培養液)のNa及びCl濃度は比較的高く、ロックウール及びヤシガラ各培地内ではNa濃度が原水の約3倍に上昇し...
摘要 株枯れ発症株に殺虫剤かん注処理を行ったが、キノコバエの密度に及ぼす影響は見られなかった。幼苗を用いてキノコバエの接種試験を行ったが、明瞭な株枯れは再現されず、ハエの羽化数は少なかった。キノコバ...