黒毛和種の優良系統牛作出法に関する研究

課題名 黒毛和種の優良系統牛作出法に関する研究
研究機関名 京都府畜産技術センター
研究分担 碇高原牧場繁殖技術部
研究期間 継H6~
年度 2004
摘要 1.目的:牛肉生産の産地間競争が激化する中で、牛肉の高品質、低コスト生産が一層重要になっている。そこで、府内で肥育されている枝肉データをもとにした育種価解析、市場評価調査により府内で繋養している種雄牛及び繁殖雌牛の産肉能力の現状、子牛の発育を把握し、優良牛の増殖方法について検討する。2.方法(1)繁殖牛の育種価の推定調査対象牛:京都府内で肥育された牛4,299頭調査項目:性別、血統、生年月日、肥育場所、と殺年月日、枝肉成績(枝肉重量、ロース芯面積、バラ厚、皮下脂肪厚、推定歩留、脂肪交雑)(2)子牛市場成績 調査対象牛:2003年6月から2004年3月に京都府中丹家畜市場に上場された720頭(去勢子牛401頭、雌子牛319頭)調査項目:子牛の血統(父牛)、出荷日齢、体重、日齢体重、価格3.結果の概要(1)2003年12月に肥育牛4,299頭の枝肉成績をもとに育種価解析を行ったところ、種雄牛634頭及び繁殖雌牛9,733頭の育種価が判明した。過去3年以内に分娩記録をもち、現在供用中と推定される京都府内の育種価判明牛は411頭であった。(2)子牛市場成績からみた父別出荷割合は、菊幸産子が最も多く40.5%で昨年を上回った。これは菊幸の安定した価格、発育に対する信頼によるものと考えられた。(3)出荷日齢は去勢牛、雌牛とも京桃太郎産子が他の産子に比べて遅い傾向にあった。(4)日齢体重は、雌牛では平安産子が綾福、京桃太郎産子に比較して有意に重く、菊幸産子が京桃太郎産子に対して有意に重い結果となった。去勢牛では有意な差は認めなかったが、同様の傾向が認められた。特に、平安は増体系種雄牛として造成さた、種雄牛であり、平安産子の良好な発育は、その能力が後代に現れたものと考えられた。(5)価格は去勢牛、雌牛とも平安産子が綾福、京桃太郎、他の産子に対して有意に高く、菊幸産子は京桃太郎産子に対して有意に高い値になった。これは、菊幸の信頼度の高さ、平安への増体に対する期待の高さと考えられた。4 今後の問題点と年次以降の計画・優良繁殖牛の増殖のため、高育種価牛からの採胚、受精卵移植を推進する。・子牛せり市名簿への期待育種価を表示し、育種価による改良を推進する。5 結果の発表、活用等:当センター試験成績書第2号に掲載予定。
研究対象 肉用牛
戦略 畜産
専門 飼養管理
部門 牛
カテゴリ 育種 飼育技術 受精卵移植 出荷調整 せり 低コスト 肉牛 ばら 繁殖性改善

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる