課題名 |
網走地方における子実タンパク適正化のための後期追肥診断技術の開発 |
研究機関名 |
北海道立北見農業試験場
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研究分担 |
作物研究部栽培環境科
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研究期間 |
継H16~18 |
年度 |
2005 |
摘要 |
試験目的:小麦圃場の衛星データを元に,子実タンパク含有率を適正化するための後期追肥の要否を広域かつ圃場単位に示せる診断マップを作成する。成績の概要:○農家慣行区の粗収量と子実タンパク含有率は,低タンパクになりやすいと想定した地域(台地)では粗収量・子実タンパクともに低く,高タンパクと想定した地域(市街地周辺)では粗収量・子実タンパクともに高く,試作した診断マップは概ね適正に収量と子実タンパクを反映していた。○低タンパクになりやすいと想定した5圃場の内,止葉期追肥で粗収量・子実タンパクとも高まったのは1件で,子実タンパクのみ高まったのは2件,タンパクが高まらなかったのは2件であった。子実タンパクが高まらなかった圃場は畜産農家に隣接している圃場か畜産畑作複合農家の圃場で,土壌の熱水抽出性窒素は高かった。○高タンパクになりやすいと想定した3圃場の内,止葉期追肥で粗収量は高まらず子実タンパクが高まったのは2件で,下層が堅密で粗収量が他の2件よりも明らかに低かった1件では粗収量・子実タンパクとも高まらなかった。
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研究対象 |
小麦
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専門 |
土壌肥料
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部門 |
麦
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カテゴリ |
肥料
小麦
診断技術
土壌管理技術
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