| 課題名 |
水稲玄米の乳白米発生軽減及び過乾燥防止による商品性向上技術の開発 |
| 研究機関名 |
茨城県農業総合センター農業研究所
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| 研究分担 |
水田利用・作物研究室
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| 研究期間 |
完H15~17 |
| 年度 |
2005 |
| 摘要 |
目的:乳白米の発生を軽減する栽培・水管理技術と玄米の適正水分を維持するための貯蔵技術を確立し、整粒歩合85%、千粒重21.5g、玄米収量540kg/a、乾燥・調製後から出荷するまでの玄米水分14.5~15%を達成する。成果の概要:(1)乳白粒が発生しにくい5月上旬以降の移植でも、籾数や倒伏の増加と登熟初中期の高温・低湿条件が重なると乳白粒が発生するため、穂肥による生育制御の重要性が示唆された。また、高温多照年及び低温少照年とも、移植時期が遅いほど基肥及び穂肥窒素量を少なくする方が収量、玄米品質からみて優れた。(2)コシヒカリにおける登熟期の水管理は、土壌水分の状態がpF1.0になったら入水し、自然落水を繰り返す間断灌漑を行うことで乳白粒の発生が軽減された。入水時期の目安は田面水が残っていないものの、田面に触れると湿り気を感じる程度であった。(3)登熟期の常時深水区、深水・落水区は、間断灌漑区に比べ、高温年では平均地温が高まり、玄米品質の向上効果は認められなかった。また、夜間冷水かけ流しは地温を低下させるが、適正生育量の範囲内では、玄米品質の向上効果が小さかった。(4)所内において実証試験を行い、(i)5月10日頃の遅植え、(ii)基肥窒素の減肥、(iii)pF1.0になったら入水する間断灌漑、(iv)圃場透水性の改善を組み合わせることで乳白粒の発生を軽減できることが示された。(5)適正水分に仕上げた玄米は、スレート製常温常湿庫で貯蔵すると、12月上旬~3月末に低温庫で貯蔵する場合に比べ水分が0.5~0.8%低下した。一方、過乾燥米は、常温常湿庫で貯蔵すると、12月上旬(貯蔵期間3ヶ月)以降食味が低下したが、低温貯蔵を行うと4月末まで適正乾燥米と食味に差がなかった。(6)乾燥機の穀物温度を標準よりも平均で3~4℃高温とし、過乾燥(仕上がり玄米水分13.5%)にすると胴割粒や砕米の発生率が高まり、精米歩留まりが低下した。また、炊飯の際に水浸裂傷粒が多発し、炊飯米の崩れやべたつきが発生して、食味が低下した。(7)適正水分に乾燥した玄米を材料として玄米水分を低下させていくと、精米時の砕米、精米表面のひび割れ、水浸裂傷粒が増加した。特に13.0%以下で発生率が高まり、炊飯米の外観に影響を及ぼした。
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| 研究対象 |
水稲
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| 専門 |
栽培生理
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| 部門 |
稲
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| カテゴリ |
乾燥
出荷調整
水稲
保存・貯蔵
水管理
良食味
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