養豚における減投薬飼養技術の開発

課題名 養豚における減投薬飼養技術の開発
研究機関名 神奈川県畜産技術センター
研究分担 中小家畜
研究期間 継H15~19
年度 2005
摘要 1 背景:BSEや高病原性鳥インフルエンザの発生に伴い、県民の食の安全性に対する関心は年々高まっている。 家畜の生産性を向上させるために、家畜の環境を良好に保ち、病気を予防するための定期的な消毒など、畜舎環境の衛生対策が不可欠である。 安全で安心な畜産物を提供し、環境への負荷を軽減するため、豚を飼養する際の抗生剤の投与や消毒剤の使用をできるだけ少なくする事が求められている。オゾンの持つ殺菌、脱臭、脱色作用は、用水処理、産業排水処理、食品、医療分野などで利用され、オゾンの残留性が無いという特徴が環境に優しい技術として多方面で注目されている。 (平成14年度までの試験結果より、オゾンガスが豚体表の細菌に対して著しい殺菌効果が認められ、低濃度(0.1ppm以下)における豚への急性毒性は認められなかった事から、オゾンの豚への応用は十分利用可能。しかし、オゾンは不安定な物質で豚舎内の湿度や有機物の有無により濃度が左右されることから、濃度を一定に保つことが難しく、また、オゾン吸入による人への影響に関する報告も多いことから使用には十分な注意が必要。)2 目的:オゾンガスよりも取扱いや濃度調整が容易であるオゾン水を利用し、豚舎内衛生環境の改善や発育性など豚への影響について調査し、オゾン水によるHACCPに対応した豚飼養管理技術の確立と畜産経営における動物用医薬品などの使用を減らした飼養管理技術を確立する。3 最終目標・成果:環境に優しいオゾンの持つ殺菌作用を利用し、豚の衛生環境を改善する事により、生産性の向上と、安全でおいしい豚肉生産に寄与する。
研究対象
専門 飼養管理
部門
カテゴリ 経営管理 抗生剤 飼育技術 肉牛

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