未利用広葉樹の効率的利用技術の開発

課題名 未利用広葉樹の効率的利用技術の開発
研究機関名 島根県栽培漁業センター
研究分担 総合技術部資源環境グループ
研究期間 完H15~17
年度 2005
摘要 (目的)小径・低質な未利用広葉樹を使って、農業及び畜産分野での新たな利用技術を開発する。(計画)小径な広葉樹(ノイバラ類、ジャケツイバラ)を使用した簡易牧柵の造成技術を開発する。また、使用済みマイタケ菌床の飼料分析を行い、飼料として利用できるか検討する。(得られた成果)ノイバラ類の挿し木における活着率、その後の生育とも良好であった。150cmの支柱に沿わせ、剪定によって牧柵に仕立てた。牛による損傷は見られず、簡易牧柵として使用が可能であることがわかった。使用済みとなったマイタケ菌床の成分を分析した結果、乾燥させたものは稲ワラと比較して、粗蛋白質、粗繊維の割合が高く、粗脂肪、粗灰分を添加することによって、粗飼料として利用可能であることがわかった。これにより従来の飼料の節約と使用済み菌床のリサイクルが期待できる。(問題点)ノイバラ類の定植を行ってから短期間で牧柵として使用できる高さにするまでには、施肥等の管理が必要である。
研究対象 バイオマス
戦略 林業
専門 木材加工
部門  
カテゴリ 加工 乾燥 栽培技術 挿し木 施肥 ばら

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