課題名 | 重金属低減に向けた飼養管理 |
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研究機関名 |
群馬県畜産試験場 |
研究分担 |
中小家畜研究グループ |
研究期間 | 完H17~18 |
年度 | 2006 |
摘要 | 哺乳期子豚用飼料中には養分要求量を上回る銅や亜鉛が添加されている。消化吸収されなかった銅や亜鉛はそのままふん中に排泄されるため、農地への重金属蓄積や堆肥流通の停滞等の問題として危惧されている。銅については、既に生産性を低下させずに排出量を低減できることを確認したので、今回は亜鉛について検討した。銅及び亜鉛を低減した飼料を給与し、ふん中亜鉛排出量および生産性におよぼす影響について調査したところ、亜鉛低減飼料でも生産性は低下せず、ふん中亜鉛排出量を35%低減できた。また、飼料中の銅や亜鉛の吸収率を高める酵素フィターゼを添加したところ、生産性および亜鉛の利用性は向上し、ふん中亜鉛排出量を44%低減できた。 |
カテゴリ | 飼育技術 豚 |