(2)高品質果実の輸出に対応した鮮度保持技術の開発ア．高品質果実・花きの輸出に向けた鮮度保持技術の開発

• 研究機関名: 栃木県農業試験場
• 研究分担: 果樹研究室
• 研究期間: 完Ｈ17～19
• 年度: 2007
• 摘要: 目的：防湿段ボール等の機能性資材や温度処理等の物理的手法並びに冷温高湿貯蔵等の新規貯蔵技術を組み合わせることにより、ぶどう、なしの品質保持技術を開発する。 成果：ぶどう「巨峰」は、５℃で貯蔵後、出荷箱での高温（30℃程度）遭遇時間が６時間以内であれば３日は保持できることが明らかになった。また、ぶどうをシンガポールに輸出した結果、穂軸に給水処理し防湿段ボールで包装したものが外観品質が優れた。MA包装資材利用による鮮度保持効果は、収穫後２１日まで食味が良く脱粒が少ない包装資材を選定した。なし「にっこり」は１０１日間０℃貯蔵し、その後５℃で７日間保存後高温に３日間遭遇した場合は、0℃から出庫して１４日程度の品質保持期間であった。
• カテゴリ: 温度処理 機能性 出荷調整 鮮度保持技術 品質保持 ぶどう 保存・貯蔵 輸出 良食味