| 課題名 | h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発 |
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| 課題番号 | 2008010605 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,九州研,難防除害虫研究チーム |
| 協力分担関係 |
本植物防疫協会 長崎県病害虫防除所 熊本県農業研究センター ベトナム植物保護研究所 タイ国水稲研究所 九州大学 理化学研究所 富士フレーバー(株) 京都大学 |
| 研究期間 | 2006-2010 |
| 年度 | 2008 |
| 摘要 | 1)東アジアとインドシナ半島のトビイロウンカにおいて、イミダクロプリドに対する薬剤感受性の低下を認めた。ベトナム南部では、平成18年~平成20年にトビイロウンカの同剤感受性が年々低下していた。また、東~東南アジア地域のセジロウンカにおいてフィプロニルに対する薬剤感受性低下を認めた。このように、薬剤感受性低下の程度は、長距離飛来性ウンカ類の種、薬剤の種類、地域、年次によって異なることを明らかにした。2)ベトナム南部のトビイロウンカは、抵抗性遺伝子Bph1、 bph2、 bph4を持つ稲品種に加害性を持つこと、同北部では、平成19年~平成20年にbph4への加害性が上昇したことを明らかにした。3)ワラビー萎縮症の原因であるフタテンチビヨコバイは、九州中部では7月下旬以降に密度が急上昇すること、飼料用夏播きとうもろこしは、播種適期のうちできるだけ早い時期に播種することで本害虫による被害を軽減できることを明らかにした。4)ハスモンヨトウ幼虫が加害した大豆品種「Bay」の葉にはジャスモン酸イソロイシンが無加害の葉の約10倍含まれており、本物質の抵抗性発現への関与が示唆された。5)大豆を加害するイチモンジカメムシの合成フェロモンは、春から夏の非休眠時は雄成虫に比べ雌成虫に、秋以降の休眠時には雌雄成虫と幼虫に誘引性を示し、季節によって誘引性が異なることを明らかにした。6)きくにおける新規発生害虫であるクマモトネグサレセンチュウの発育零点は8.9℃、一世代所要有効積算温度は353日度であった。ネコブセンチュウ主要4種は、対抗植物6種に対して寄生しないか一部にごく少数寄生することを認めた。 |
| カテゴリ | 害虫 カメムシ きく 飼料用作物 総合防除技術 大豆 抵抗性 抵抗性遺伝子 とうもろこし 播種 品種 フェロモン 防除 薬剤 |