d.プロバイオティック乳酸菌等を活用した機能性畜産物の開発

課題名 d.プロバイオティック乳酸菌等を活用した機能性畜産物の開発
課題番号 2008010657
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,畜草研,畜産物機能研究チーム
研究期間 2006-2010
年度 2008
摘要 1)マウスにおいて老化抑制機能が認められている乳酸菌Lactococcus lactis H61(H61株)の作用機構を解明するため、老化促進モデルマウスを用いて、血中代謝マーカー、骨密度、老化スコアなどについて他の菌株との比較解析を行い、老化抑制作用がH61株に特異的な機能であること、およびこの効果発現には4カ月以上の長期投与が必要であることを明らかにした。2)Lactobacilluls rhamnosus GG(GG株)とLactococcus lactis C59(C59株)を経口投与したマウス小腸下部における免疫関連遺伝子の発現動態をリアルタイム-PCRで解析し、菌株と投与量によって発現量が異なる遺伝子の存在を明らかにした。3)卵白オボムコイド分解物を乳酸菌L. lactis G50と同時に投与すると効果的な経口トレランスが誘導できることを明らかにし、アレルギー予防・制御技術として有用であることを示した。4)乳酸菌および乳や卵に含まれる成分の免疫応答調節機能評価技術を確立するため、子豚の血液細胞、唾液およびふん便を用いて、抗体応答およびサイトカイン応答を簡便に評価する手法を構築し、実際に乳酸菌Lactobacillus plantarum LQ80で調製した発酵リキッド飼料が、子豚の抗体応答を賦活化する効果があることを明らかにした。5)ウシラクトフェリン(bLf)の再生医療への応用を図るため、酸性ゼラチンゲルをbLfの徐放性担体として用いた場合の効果を調べ、その徐放効果が、塩基性ゼラチンゲルやI型コラーゲンゲルを用いた場合より大きく、ラット口腔内の抜歯創への徐放性bLfの投与は、骨量の増大を促すことを明らかにした。
カテゴリ 機能性 評価法 豚

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