b.寒冷地における未利用作物残さ等のカスケード利用技術の開発

課題名 b.寒冷地における未利用作物残さ等のカスケード利用技術の開発
課題番号 2008010686
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,東北研,寒冷地バイオマス研究チーム
協力分担関係 東北大学大学院
三和油脂株式会社
コンポン研究所
研究期間 2006-2010
年度 2008
摘要 1)地域バイオマス資源である米ぬかを有効活用するため、トコトリエノール(T3)吸着工程を組み込んだ連続イオン交換樹脂法により、米ぬか油から高品質なT3原液とバイオディーゼル燃料(BDF)を簡易に低コストで同時連続生産する技術を開発し、パイロット試験機製作のための基礎データを得た。2)稲わらのバイオエタノール生産利用に向けて、稲わら糖化率の高いヒラタケ品種、白色腐朽菌のスクリーニングを行い、品種間差や高糖化率を示す白色腐朽菌があることを見出した。また、稲わらを強酸性液に浸漬処理することにより、白色腐朽菌培養に必要な稲わらの滅菌処理温度を120℃から80℃まで低下させることに成功した。3)なたねバイオマス地域循環システムを開発するため、大粒種子や高エルシン酸のなたね個体を選抜した。また、なたねの播種作業体系に簡易草地更新機やグレーンドリルの不耕起播種を取り入れることにより、投入エネルギーを従来の17%~59%まで削減できることを確認した。さらに、なたね油かす、米ぬかはペレット化することにより作物への肥効が向上し、代替化学肥料として使えること、有機農業者等への油かす販売はなたねバイオマス循環の採算性確保に大きく寄与し得ることを明らかにした。
カテゴリ 有機農業 有機栽培 肥料 低コスト なたね 播種 品種

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