c.農産物・食品の流通の合理化と適正化を支える技術の開発

課題名 c.農産物・食品の流通の合理化と適正化を支える技術の開発
課題番号 2009013933
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,食総研,食品工学研究領域,食品包装技術ユニット
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,食総研,食品工学研究領域,流通工学ユニット
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,食総研,食品工学研究領域,流通工学ユニット
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,食総研,食品工学研究領域,食品包装技術ユニット
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,食総研,食品バイオテクノロジー研究領域,生物機能制御ユニット
協力分担関係 (株)三菱総合研究所
公立大学法人宮城大学
研究期間 2006-2010
年度 2009
摘要 1)いちごの輸送中の損傷特性を調査し、これに基づき、緩衝材の厚さと衝撃によるいちごの商品性低下の軽減程度との関係を明らかにした。輸送シミュレーション手法の開発では、国道、自動車道路等異なる環境での走行における連続振動データより典型的な振動条件を選択して、これを直列に接続した時間波形を用いるシミュレーション手法を開発するとともに、定常ランダム波では表現できない衝撃的な振動を再現する手法を開発することにより、PSD法と時間波形の両方に対応できる3次元シミュレーション法に発展させた。また、おうとう等を用いた船舶での輸出試験を行い、小箱段ボールを5段に積み重ねて外箱に入れる形態では、小箱底面へのスポンジ緩衝材の配置が下段の衝撃緩和に有効であることを実証した。2)トマト果実の成熟を制御するRIN遺伝子と相互作用を示す転写因子を見出し、新規な成熟制御因子である可能性を示した。3)国産レモン果実が収穫後箱詰めされるまでに受ける衝撃を解析し、選果ラインにおいて受ける衝撃が最も大きく、回数も多いことを見出すとともに、選果ラインにおける主要な衝撃発生箇所は、ライン中の段差、光センサに入る手前の段差、箱詰めラインへの落下・壁への衝突であることを示した。レモン果実は果頂部が尖っており、この部分から落下すると特に大きな衝撃を受けるため、うんしゅうみかん用の選果ラインで選果する場合には衝撃軽減対策が必要であることを示した。4)50?m及び100?mのレーザーせん孔をあけたパーシャルフィルムについて、酸素及び二酸化炭素における、細孔の数及び拡散係数と透過度の関係を明らかにし、本資材を用いた包装内における両ガスの濃度は細孔の大きさと数により制御できることを示した。
カテゴリ いちご 温州みかん おうとう 加工 トマト 品質保持 輸出 輸送 レモン

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる