課題名 | (2)昆虫・昆虫間、昆虫・植物間相互作用の解明と利用技術の開発 |
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課題番号 | 2009013996 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
研究分担 |
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット |
協力分担関係 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 国立大学法人九州大学 国立大学法人名古屋大学 独立行政法人農業環境技術研究所 神奈川県 国立大学法人岐阜大学 |
研究期間 | 2006-2010 |
年度 | 2009 |
摘要 | 1.オオバイヌビワ乳液に含まれる主要な耐虫性成分は、乳液中に約0.67%の濃度で含まれるアルカロイドの一種Antofineであることが判明した。Antofineは極めて低濃度でも顕著な成長阻害活性を示し、人工飼料中にカイコやヨトウガ幼虫では3ppm、エリサンでも30ppm含まれるだけで有意な成長阻害活性を示した。2.サトウキビ害虫ケブカアカチャコガネの雌が放出する性フェロモン化合物2-Butanolを主成分とする、処女メスに匹敵する誘引力を持つ性フェロモン剤の開発に成功した。また、交信かく乱法の実用化に不可欠な野外における交尾行動に関する詳細な情報を得た。3.クワの葉からフラボノイドを吸収して繭を着色する性質を持つカイコ系統を利用して、クワ葉フラボノイドの代謝に関与するGb遺伝子の実体がUDP-glucosyltransferase遺伝子であることを明らかにした。4.ケナガカブリダニについて作製したマイクロサテライト10遺伝子座のすべてで多型を確認し、これらを用いて茶園内のケナガカブリダニの遺伝的構成を明らかにすることに成功した。この手法により、生物的防除に利用する天敵生物の移動分散範囲を推定することが可能になる。5.寄主制御に関係する寄生蜂由来の因子の機能解析を行うため、これら因子の培養細胞に対する活性検定を行って、異なる因子ごとに利用可能な培養細胞株を特定することに成功した。6.イネのツマグロヨコバイ抵抗性遺伝子の有力候補γ遺伝子について、その全長を含むインド型イネ品種Nona BokraのゲノムDNA断片(約18.5 kb)をpPZP2H-lacベクターに組み込んだコンストラクトを作製した。7.二次元電気泳動で得られたトビイロウンカ唾液腺の主要な52個のタンパク質スポットについて、配列情報を基にトビイロウンカESTデータベース及び公共データベースで同定を行い、ツマグロヨコバイと同様にEF-ハンドドメインを持つタンパク質の存在を確認した。8.トノサマバッタのミトコンドリアDNA 多型を用いて系統解析を行い、これまで10亜種に分けられていた世界のトノサマバッタが、大きく2つのグループに分けられることを明らかにした。この成果はトノサマバッタの種内分化や過去の地理的移動分散の推定に利用することが期待される。 |
カテゴリ | カイコ 害虫 さとうきび 性フェロモン 生物的防除 茶 データベース 抵抗性遺伝子 びわ 品種 |