課題名 | たまねぎ有機栽培への高度機械化育苗・移植システムの導入、 |
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研究機関名 |
北海道立北見農業試験場 |
研究分担 |
畑作園芸科 |
研究期間 | 新H20~21 |
年度 | 2008 |
摘要 | 目的:有機認証たまねぎ用育苗培土を早期に開発し、その育苗マニュアルを提示する。、成果:移植前日の夕方にトレイにかん水し、育苗培土が乾燥しない状態で機械移植を行った場合、培土の固化程度が弱く、培土の種類によっては機械移植は不可能であった。培土が乾燥している条件では、ペクチンによる固化強度が高いことに加え、乾燥によってトレイ内の育苗培土が収縮し、苗が抜けやすくなった。3種類の固化剤(ペクチン、アルギン酸ナトリウム、寒天粉末)と3水準の濃度(0.2%、0.3%、0.4%)を検討した結果、試作培土2種が良好であった。固化剤の種類ではアルギン酸ナトリウムがもっとも安定していた。その後の試験では、アルギン酸ナトリウム0.15%液をトレイ当たり2.0リットル散布した区が最も固化程度が強く、移植精度も高かった。 |
カテゴリ | 有機栽培 育苗 乾燥 機械化 たまねぎ |