課題名 | 国産果実の輸出促進に向けた低コスト生産・流通システムの開発 |
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研究機関名 |
山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場 |
研究分担 |
果樹研究科 園芸環境研究科 |
研究期間 | 継H19~21 |
年度 | 2008 |
摘要 | りんごでは、外装箱が機能性段ボールの場合、果実のガス障害の危険性は低いと考えられた。ももの光センサー選果機による熟度値と果肉硬度は有意な相関が確認された。おうとうでは、機能性段ボール箱は、慣行の一般化粧段ボール箱より鮮度保持効果が高いことが明らかとなった。ももの炭疽病を考慮した防除体系により、収穫5日程度までは発生を抑制することができた。「氷蔵庫」、「1-MCP」の併用により、りんご‘ふじ’のミツ入り果を3か月程度貯蔵できると考えられた。、 台湾への冷蔵コンテナ船を利用したりんご試験輸出では、低温状態で輸送が可能であった。もものタイへの試験輸出を実施したところ、緩衝効果の高い資材の組み合わせが明らかとなった。おうとうの台湾への航空機を利用した試験輸出を実施したところ、個装された出荷容器をさらに段ボール箱で包装する二重包装やパック底面へのウレタン資材の使用により、輸送中の果実損傷を軽減できた。 |
カテゴリ | おうとう 機能性 出荷調整 炭疽病 低コスト 防除 もも 輸出 輸送 りんご |