分子診断技術を活用した効率的な防除対策の確立

課題名 分子診断技術を活用した効率的な防除対策の確立
研究機関名 財団法人東京都農林水産振興財団東京都農林総合研究センター
研究分担 生産環境科
研究期間 継H20~22
年度 2009
摘要 キュウリおよびカボチャに発生するOidium属Reticuloidium亜属うどんこ病菌(OR菌)について形態的・分子系統的な類別を行い,亜属内での系統分化や生態的性質の相違を明らかにする。(1)東京都,富山県,新潟県産の計17菌株で,分生子などに形態的な差異は認められなかった。しかし,foot-cellの長さは,富山県産の3菌株が他に比較して明らかに長かった。(2)上記17菌株を含む47菌株中43菌株の塩基配列(523bp)は,採集地に関係なくすべて同一で,他の4菌株も塩基配列の相異は3?9塩基と小さかった。(3)foot-cellが他の菌株より長い富山県産の3菌株も,その塩基配列は他菌株と同一であり,分子系統上の相異は認められなかった。(4)キュウリなどのOR菌は,rDNA-ITS領域の塩基配列は供試菌株の90%以上で同一であり,形態的な差異と発生地には関係なく,菌株間の遺伝的な近縁性が極めて高いことが判明した。
カテゴリ うどんこ病 かぼちゃ きゅうり 診断技術 防除

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