3,核果類における溶液受粉技術の確立、(1)溶液受粉における花粉の効率的利用方法の開発、、

課題名 3,核果類における溶液受粉技術の確立、(1)溶液受粉における花粉の効率的利用方法の開発、、
研究機関名 山梨県果樹試験場
研究分担 落葉果樹栽培科
研究期間 継(H19)~(H23)、、継(H19)~(H22)、
年度 2009
摘要 ア 花粉濃度と結実率の関係 、 ショ糖寒天溶液を用いて花粉濃度(0.5~2%)と結実率との関係を圃場で調査した。モモ、スモモ、オウトウとも花粉濃度が高いほど結実率も向上した。ショ糖寒天溶液を使用した場合、結実確保に必要な花粉濃度はモモで1%、スモモで2%、オウトウで1%と考えられた。、イ 溶液組成が結実率に及ぼす影響、 これまでの試験で有望と考えられた種類の溶液を用いてオウトウの結実に及ぼす影響を調査した。対照のショ糖寒天溶液と比較して、界面活性やキサンタンガムを添加した溶液を使用した試験区では、結実率が高かった。 ウ 花粉の馴化条件の検討 、 スモモおよびオウトウの花粉を、高湿度で2時間~24時間馴化すると安定して高い発芽率が得られた。温度は4℃が適していた。 エ 温度変化が花粉管伸長や結実に及ぼす影響、 花粉管を伸長途中で低温に遭遇させた場合、花粉管の伸長速度は遅なり、形態異常も観察された。また、夕方に受粉を行った区では、他の時間帯の受粉に比べて結実率が劣った。
カテゴリ おうとう 受粉 すもも もも

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