課題名 | 森林バイオマス利用技術支援 |
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研究機関名 |
高知県立森林技術センター |
研究分担 |
資 源 利用課 |
研究期間 | 完H20~21 |
年度 | 2009 |
摘要 | 目的;生チップ及び林地残材の効率的な乾燥方法の検討と林地残材の収集・運搬の実態を明らかにする。、成果:(1)小型回転ドラム式乾燥装置を用いて生チップの量を変えて乾燥速度を、大型の回転ドラム式乾燥試験機を用いて、容器容積4.5m3に生チップ1m3を投入して風速を変えて8時間の乾燥速度を比較した結果、生チップ乾燥方法として、少量であれば8時間で目標含水率50%にできる回転ドラム式乾燥方法の有効性が確認できた。(2)長さ約1mのスギ丸太残材を地面と舗装上に山積みし、山積み内外の温湿度と山積みされた材から位置(底、中、周囲、頂部)ごとに抽出した試験材の重量を計測し、設置箇所と山積み材の位置の違いによる推定含水率の変化を比較した結果、山積み乾燥については、地面に比べ舗装面に設置するほうが内部の箇所別乾燥にバラつきが少ないことが分かった。、(3)残材収集事業を基に事業体に対する聞き取り調査とともに、燃料用に林地残材の収集運搬を行っている事業体の作業現場で功程調査を行い、経費を試算した結果、収集・運搬方法は、林地残材の集積箇所数を減らし、積替えを少なくして運搬する方法が低コスト化に有効であることが確認できた。 |
カテゴリ | 乾燥 技術支援 低コスト ばら |